地位向上編

01話　何が出来るか検証しよう

を読んで。

第1話を読んで、やっぱり主人公悟はハイスペックかつ、冷静沈着な人なんだなと思った。

もし、自分が刺されて目が覚めた後、暗闇の中何も感じないなんて状況に陥ったらこんなに冷静でいられる気がしない。

混乱しつつも、ひとつひとつ冷静に現実を受け入れる思考力を持っていると感じた。

私だったら発狂しそうだ。

まず、知らないところに1人というのが耐えられない。

自分がどんな状態なのかも、どこにいるのかも分からず、先が見えない恐怖で押しつぶされてしまうんじゃないかと思う。

とても悟みたいに草を吸収するなんて行動をとれそうにない。

五感のうちどれかひとつでも失くなるという感覚も想像し難いのに、全部失うなんてとても想像出来ない。

絶 望 。

それしか浮かばないんじゃないかと思う。

せめて視覚だけでもあればと思うが、一日の終わりも始まりも何も分からないのも苦痛だと思う。

苦痛から逃げたくても、自分で自殺する術も逃げることも、何も出来ないのがさらに絶望感に苛まれそう。

想像できる範囲を超える虚無感、絶望感に襲われそうである。

悟のような物事を冷静に考え、分析し、行動できるのって人生経験の差なのかな...。

客観的に自分に起きていることを評価するというのが自分にはできないところなので、感情的にならない悟を尊敬する。

そして、地位向上編とあるが、ここからどう向上するの！？っと続きが気になってる。。。