ありふれた職業で世界最強 第1章を読んで②
主人公のハジメはゲームオタクということもあり、異世界に転生したらその知識を活かして敵と戦う流れかなと予想。
しかし、全然違った。
オタクでくらすより異世界知識はゲームから学んでいる分、能力も備わっていると思ったらそんなことは無かった。
寧ろクラスで最弱ポジションで、学校にいた時と同じようにいじめられる始末。
檜山たちより高い能力値で、いじめっ子たちをギャフンと言わせて欲しかった。
同じ異世界モノでも、最初からチート級の能力を与えられたリムルと全然違い、能力を1から鍛錬するところから始まったため、より身近に感じながら読むことが出来る(*・ᴗ・*)و
何より、頑張って強くなってほしいと応援しながら読んでいる(笑)ꉂꉂ(ˊᗜˋ*)
人気者の光輝は異世界に転生してもチート級でクラス最強だったが、こういう何でもできるキャラクターより、ハジメの方が感情移入しやすい。
そして、ハジメは鍛錬を始めるも、どうしても鍛錬で埋められない能力値の差を知識量で戦おうと図書館に通う。
できないところを、自分が得意なところでカバーしようとする考え、行動できるハジメは強い人物だなと思った。
私だったら諦めて逃げる👈
ついこの間まで高校生で、運動すらまともにしたこと無かったなら尚のこと戦える気がしない。
未知の敵と戦うための武器を自分なりに探せるハジメを尊敬する。
早くタイトル通り最強になってほしい‼️
そういう対処方法を考え図書館に通うハジメを、見る人によってはサボっているように見えてしまうのかと思うと悲しく感じた。
自分の正義感を間違いないと悪気なく他人に押し付ける光輝。
やはり、好きになれない。
今まで容姿にも能力にも、人間関係にも恵まれ、自分がしてきたことや考え方を否定されたことがないのか、自分の考えが正しいと思ってしまうのも無理はない。
しかし、その価値観を人に押し付けるのは如何なものかと思う。
悪気がないだけに、腹立たしい。
ハジメのことを分かって貰えないことに苛立ちを感じる。
でも、ハジメは誰にもわかってもらえていない訳では無い。
雫や香織というわかってくれる人も存在する。
そこはハジメも恵まれているなと思う。
香織や雫が女性ではなく、男友達だったらいじめの対象となることもなかったのかなと思うと悲しい😭
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