TARAの読書記録

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転スラ 序章

転生したらスライムだった件 

序章を読んで


まだ、序章しか読んでないのでよく分からない。


ただ、主人公ハイスペックだなと思った。


後輩とその彼女に結婚の相談をされる場面を読んで、私だったら主人公と同じ状況なら快く相談なんて乗れないと思った。


私は人から頼まれたからには、全うしなければならないとか思う責任感がある良い奴な訳では無い。

というより、他人が自分のことをどう思うかが気になって、思っていることを素直に言えない性格である。

相談に乗ってほしいと言われたのを断って嫌な気分にさせてしまわないか、自分の評価が下がらないかの方が気になってしまって断れない。

自分が他人にどう思われているかが気になって、言いたいことが上手く言えない。


そして、主人公のように幸せな結婚の相談なんか持ちかけられた日には、絶対、不幸な自分と比較してしまうことが分かりきっている。

 しかし、断って心の狭いやつとか嫌な奴って思われたくないから話は聞く。ここで親身になって聞くと自分と比較して傷つくのが怖くて一線を引きながら話を聞く癖があるので、どこか他人事だと割り切って話半分で聞いてしまう。

自分を犠牲にしてでも、人のために何かできる人間になりたいとは思う。でも、人より自分を守ることを優先してしまう。

自分のことを好きになれないクセに、自分の事が大切な自分大好き野郎なのかもしれない。

 そんな性格なので、この物語の主人公のように、幸せ絶頂の2人が刺されそうな場に自分が遭遇してしまったとしたら、私は自分を守ることをとると思う。

上手いこといかない自分と、順調な2人を比べて

「なんで私には幸せが訪れないんだろう」とか「不幸なことが2人にも振りかかれば良いのに」とか思ってしまいそうだ。

そんな自分と比較して、自分を顧みず2人を庇って動いた主人公は、本当に凄い良い奴だなと思った。語彙力がなく、凄いしか言えない自分がもどかしい。

大手企業で働き、性格も良いだなんて、なんて出来た主人公なんだと思った。主人公の今までの人生は、良い奴過ぎて恋愛対象にされなかったか、鈍感すぎて周りの好意に気づけなかったかのどちらかじゃないかと思う。


自分を守ることじゃなく、大切な後輩とその後輩の大切な人を守った主人公。

自分じゃなくて、他人の幸せを守った分、物語の先では幸せになって欲しいと思った。